制作 | ひらやっ子パートナーズ F.LAT |
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みどころ | 今回は、今までと違ったテイストのCMを作ろうと言うことで、村の特産のトウモロコシを歌で表現するCM制作に取り組みました。県内でも最も人口の少ない村では、人材不足もいなめません。そこで、限りある予算の中でどうやって歌をつくるかという検討を行い、最新のAIを使った歌作りに挑戦してみました。30秒という時間に納めなければならないので、特に歌詞には手こずりました。短い言葉で、どれだけ村のトウモロコシをアピールできるか、AIの出す歌詞を修正しながら作りました。そして、AIによる作曲をなんども繰り返し、納得のいく曲ができあがりました。 今回は、この曲を小学生5.6年生にお願いをし、曲に合わせたダンスをオリジナルで考えてもらい、出演もお願いしました。 小学校の子どもたちも、わずか17名(令和6年度)の子どもたちで1500本ほどのトウモロコシや野菜を育てています。育てたトウモロコシや野菜は、村の特産品としてPRをかねて道の駅にあるひまわり市場で販売します。朝収穫したトウモロコシは、糖度も高く観光客の方にも人気で1時間ほどで完売してしまいます。今年は3年生から6年生が一緒になって収穫したものを販売できる状態に整えて、村の方に教わった出荷基準に選別しました。値段も自分たちで決め、ポップを作ったり、呼び込みや販売する担当を決め、お金のやり取りも自分たちで行いました。売り上げのお金は、児童会祭りやクリスマス会、総合的な学習の資材購入など、自分たちの考えた活動のために使っていきます。 トウモロコシに対する思いは、こどもたちにも強く、村をとうもろこしでPRしたいと協力してくれ、自分たちでTシャツデザインも手がけて、演技にも全力で取り組んでくれました。撮影中に「もっと顔は横の方が良い」とか、「トウモロコシを両手で持ってはどうか」など、意欲的にCM作りに意見を出し合い参加してくれました。 村民ひとりひとりのトウモロコシの思いが詰まった曲、子どもたち一人一人のおいしい笑顔の表情や演技、オリジナルのダンス、トウモロコシへの熱い想いをぜひこのCMで感じ取ってもらえたらと思います。 |
長野県平谷村は、県内で1番人口の少ない小さな村です。県内の南に位置し、標高1000mの冷涼な気候でシーズンを通して約10万人以上の観光客が訪れる村です。特に夏のシーズンは、とうもろこしやトマトを買い求めて中京圏から多くの観光客が訪れます。その他にも、避暑地としてや、美人の湯、釣りや軽登山、川遊びなど、豊かな自然のなかでのActivityも人気の一つです。
平谷村の特産であるトウモロコシは、適地適作の恵まれた環境下で作られるため、糖度の高さや、みずみずしさ、皮のうすさなど特徴があり最も人気のある野菜です。高齢化でトウモロコシの生産量は年々減っては来ていますが、村のじいちゃんばあちゃんが、家庭菜園とはおもえないほどの量を各家庭で作ります。
朝早くから夕暮れまで、毎日畑にでて愛情込めて育ててるトウモロコシは、言うまでもなく絶品です。その他の高原野菜も、寒暖差や高原特有の冷涼な気候により、野菜本来の甘みややわらかさなど野菜本来の味が際立つおいしさです。
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