ふるさとCM大賞NAGANO

ふるさとCM大賞NAGANO

[ 大鹿村 ] 大鹿村のルイーズちゃん

[ 大鹿村 ] 大鹿村のルイーズちゃん

制作 青い目をしたお人形を守る会
みどころ 大鹿村の校長室にはショーケースに入った謎のお人形があります。
知らない人が見たら、古ぼけていてちょっと怖い!・・・けれど、このお人形「ルイーズちゃん」は昭和2年に日米の友好のあかしとして、アメリカからやってきた12,739体のうちのひとりなのでした。太平洋戦争が激しくなると、アメリカへの恨みの矛先は何の罪もないお人形たちへと向けられてしまいました。多くの人形が処分されていく中、大鹿村の人々は忍びなく思い、見つかったら非難されることも覚悟の上で、ある蔵の中に隠したのでした。それから31年の月日が流れ、大事にかくまわれていたルイーズちゃんは再び大河原小学校(現在の大鹿小学校)へと戻ってきました。
大鹿小学校の音楽会では毎年、同校で受け継がれてきたルイーズちゃんの歌、”よくぞご無事で” を全校で合唱します。今回、撮影に協力してくれた6年生たちは、小学校生活の中でルイーズちゃんを通して平和学習を行ってきました。大鹿村の平和学習には、ルイーズちゃんの存在が不可欠なのです。
今もこれからも、ルイーズちゃんは必ず守っていく・つないでいくという大鹿村の決意を、コミカルなCMにしました。ルイーズちゃんと小学生たちの息の合った演技にも注目です!

大鹿村のオススメ

江戸時代より続く300年の歴史を持つ大鹿歌舞伎。地芝居としては全国初、国の重要無形民俗文化財に2017年、指定されました。役者も裏方もすべてを村民が行い、春と秋に定期公演が行われます。小学校と中学校でも授業の一環として歌舞伎に取り組み、年に1度発表会も行われています。歌舞伎役者なだけあって今回のCM撮影でも小学生の演技力はキラリと光っていました。
特産品としては、ジビエ、ブルーベリー、山の中から湧き出す不思議な塩「山塩」などがあります。
3000M級の南アルプスの麓にある大鹿村は、南北朝時代に後醍醐天皇の第8皇子である宗良親王の隠れ里になるなど、大鹿村の”山深さ”はただの「豊かな自然」では片づけられない迫力があります。

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