旅人:ラッシャー板前
【武論尊】原作者(佐久市出身)
全世界発行部数1億部を超え、一大ブームを巻き起こした不朽の名作「北斗の拳」。その原作を手掛けた漫画界の巨匠こそ佐久市出身の武論尊、本名岡村善行氏(66)。「ドーベルマン刑事」「Dr.クマひげ」など多くのヒット作品を生み出している。現在連載中の「六文銭ロック」の制作現場にラッシャー板前が潜入。その素顔と漫画制作の裏話を直撃リポートする。
6人兄弟の農家で生まれ育った幼少期、貧乏ゆえの劣等感こそ彼の人生におけるキーポイントだと語る。そして中学卒業と同時に入隊した自衛隊で、後の人気漫画家・本宮ひろ志氏と運命の出会いを果たすことになる。武論尊を創り上げた“あの時あの場所”に迫る。
【井浦秀夫】(小布施町出身)
型破りな弁護士を主人公に描き、小学館漫画賞を受賞、テレビドラマにもなった「弁護士のくず」の作者・井浦秀夫氏は小布施町出身。市井の人々を描く屈指のストーリーテラーとして多くのファンを持つ。その作風の原点を探るべく、執筆現場から出版社の編集部まで、漫画が生まれる現場をラッシャー板前が追いかける。
【たがみよしひさ】(小諸市出身)
今も生まれ育った小諸市に暮らす漫画家・たがみよしひさ氏。代表作「軽井沢シンドローム」は、漫画界に技術革新をもたらした名作と言われ、80年代の若者たちにとってはある種のバイブルでもあった。しかし、現在は病魔と闘いペンを握ることもままならず自宅療養中。かつて名作を生んだ漫画家が抱える葛藤とは。そして、「漫画甲子園」を目指す地元高校生たちを訪れる。若き彼らに託す夢とは…。
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